お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
人生約80年が長いか短いかは、それぞれの感覚である、
全く純粋に、自己の力のみで生み出せるものはゼロに近い。
科学的諸法則であれ、哲学であれ人様から謙虚に借りる方が近道である。稽古事も徹底した真似から始まる。
私は「端座興遠視」を座右の銘としている。
「姿勢を正して、高い理想をもって、遠くを見つめる」の意味だが、アラセブにとって何と相応しい言葉だろうか。
書道の先生にねだって、約一間の横一行に書いて頂いた。この書の前に端座して、自分に言い聞かせるのである。
「簡単には退場しねーぞ。」
我が家としての座右の銘もある。
「相田みつを一ヶ月日めくりカレンダー」。
12日がとってもいい。
「アノネ がんばんなく てもいいからさ 具体的に 動くことだね みつを」
これはトイレのカレンダーで、右側の壁に掛かっている。
誰かが正しい日にちに換えると、私がまた12日に戻しておく。面と向かっては言えない、「親父の独り言」である。
このページ、子供が読みませんように。(笑)