多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
今日は1月15日。
かつては、旧祝日法(昭和24年)による「成人の日」であったが、その後ハッピーマンデーを作るために、1月第二月曜日と変更された。
世界各国で様々な、大人になるための通過儀礼が行われている。
特に有名なのは、バヌアツ共和国の「ナゴール」で、成人男子が蔦の綱のみで、数十メートルの櫓から飛び降りる儀式である。
「怖いから大人にならない」って人は、出ないのだろうか?
日本でも古くは男子の元服、女子の裳着等が有った。近年の「成人式」のルーツは、埼玉県蕨市の「青年祭」(昭和21)のようだ。
戦後の混乱期に、未来を担う若者達を励ます目的で、始まっている。
当時の政府がその「青年祭」を参考に、
「大人になったことを自覚し、みずからいき抜こうとする青年を祝いはげます」との趣旨で、成人式を始めた。
9日の朝5時から、「日本放送、徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」を聴いた。
視聴者からの投稿テーマが、「二十歳の自分に言いたいこと」で、現在の状況が反映され、結構面白かった。
皆さんは、二十歳の自分に言いたいことが有りますか?。
「今付き合ってる娘とは、別れた方が良いぞ️」は、小さな声で呟いた方が良いかも知れない。
逆に、「今の彼氏、離しては駄目よ
私の場合は
「負けるなよ。その頑張り、きっと報われる
になるだろうか。
二十歳の時は、母を亡くした失意の中で、家の借金を返済するために頑張っていた。
借金額、約50万円。私の給料、18000円。完済目標三年。
遊びを止めて、衣類を買わず、最後は食費を削ると言う、凄まじ生活を送っていた。
今思い起こすと、自分の頑固さに笑ってしまう。
ラジオ番組の視聴者からの投稿を紹介すると、
「音楽を沢山聴いておけ
歳を重ねてからは中々難しい、との指摘である。
「料理習っておきなよ
独り身になって、今苦労しているのだろうか。
「大切にお金を使え
あの時の無駄遣いが無ければ、今はもっと、、、。
「ちゃんと勉強しろよ
多くの人が自分に言いたいことのようだ。勉強の範囲は広いが、人生には、知識、知恵が必要であった。
との反省であろう。
2022年4月1日から、改正民法の基で成人年齢が18歳
となる。
18歳の自分にも、言いたいことがある私である。