多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
元日の朝、初日の出に興味があった訳ではないが、早朝の散歩に出た。何時も散歩中によるコーヒーショップは7時の開店だが、流石に元日は1時間遅かった。
トピック1
15日に予定されている法話の準備をしていて、あるカップルに目が止まった。
それぞれがイヤホンを着けスマホを覗きながら、ゲームをしているのか音楽を聴いているのか、静かな時間
が流れている。
折角元日からデートしているのだから、見つめあってお話しでもすればよいのに、
と感ずるのは、時代に取り残され老人故かもしれない。
トピック2
通勤時間帯の山手線。立ったまま熱心に化粧を続ける女性がいる。「器用だなー。 手元が滑って眉を描き損じたら、、、」、何て余計な心配をする私。
「お化粧済みで出社したいのだろうけど、ここまではお化粧無しで気にならなかったのだろうか?」と、またまた余計な想像する私。
トピック3
早朝の中央線でのこと。サラリーマン風の青年が3人共、シルバーシートで寝ている。
遠距離通勤で朝が早く眠いのかも知れない。優先席だから空いていれば、座る事に問題はない。
ただ背後の窓には、クロスとハートがデザインされた、「援助が必要な方のマークです。お譲り下さい」とのステッカが貼られている
揺り起こして、「席を譲って下さい」とお願い出来る人が、果たして何人いるだろうか?
トピック4
最近スーツ姿にリュックの若者が結構いる。私には、着物と靴の取り合せのようでしっくりしない。
多分私が、「リュック=遠足」の先入観から、解放されていないのだろう。♂️
お隣さんは通勤時に大きなリュックを背負って家を出て行く。
親しさも手伝って、「今日は高尾山ですか?」と冷やかしたら笑っていた。
電車内でリュックを床に置き、足に挟んでいる人がいて、「これから背負う物なのになー」と、冷たい視線を送っていたが、最近は自分も同じことをしている。
電車の棚にカバン、リュックを置いて忘れてしまうことが多く、それの予防として考えた苦肉の策だが、ミイラとりがミイラになった感じだ。
中学生の頃に「ナップサック」が流行っていて、ダメもとで「欲しい」と言ったら、母親が直ぐに買ってくれた。
何時もは、「そんなお金、家の何処にあるの‼️」でチョンなのに、「あの時は何が有ったのだろうか?」と、一生解けない謎になっている。