多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
雨上がりの朝、「よし散歩が可能だー」と勇んで家を飛び出した。
快晴だが、「一陽来復」に抵抗するような北風が、かなり冷たい。
散歩は早々に切り上げて、何時ものコーヒー屋さんに入り、寒さから非難する。
人参を先に食べて、あとは走らない馬見たいなもんだ。
店員:「お早うございます。何時もありがとうございます。ホットコーヒーのS.マグカップで良かですね」
私: 「歳を取ると喋るのも難儀で、全部言って頂けると助かります」
店員:「それは良かったです」
私はユーモアで返したつもりだが、「そんなお歳には見えません」はなく、率直な店員さんだ。
次の日
店員:「お食事は如何ですか?」
私:「家で済ませてきました」
店員:「それは良かったですね」
店員さんは無意識だろうが、私の脳裏には、「家でご飯を食べさせてもらえない老人」のイメージが広がって楽しい。
家に帰って、
「食事は如何ですか?」と言われて、「じゃあお願いします」と注文する人はいるかねと問うと、
「お父さんは接客業の大変さを知らない」と、娘に逆襲された。ちなみに娘は接客業らしい。♂️
ある日店を出る時
「有難うございました。行ってらっしゃいませ」と。
これから家に帰るのだが、「行ってらっしゃいませ」は愉快だ。×3
コーヒー屋さんが本宅、家は別宅ってことだ。
帰り道は妄想が泉のように湧いて、あっという間に別宅着
明日も開店と同時にお世話になろーと。
「老人の場所から見る景色は愉快だ」
一部伊藤整さんから借りた。✌️