お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
初春のお慶びを申し上げます。今年も「お寺の漫画図書館」、「老僧の独り言」、共々宜しくお願い致します。
「春」と言う言葉は、暖かさと、膨らむ希望を抱かしてくれるこのワクワク感を先人の知恵は更に高めてくれて、「あ、鶯が鳴いている」と「あ、春告げ鳥が鳴いている」とでは余韻の拡がりが随分違う。
1月7日の七草粥は寒さの中にあっても、成長しようとする春菜の生命力を我が身に取り入れる行事でもある。
茶室には八分咲きの花を活ける事が多い。開花直前の、その勢いを大事にする。
春を彩る草花の蕾みは、冬の厳しさに耐えなければスムーズに開花しない。「休眠打破」である。
茶室には八分咲きの花を活ける事が多い。開花直前の、その勢いを大事にする。
春を彩る草花の蕾みは、冬の厳しさに耐えなければスムーズに開花しない。「休眠打破」である。
多聞院に「お寺の漫画図書館」を開設してから、約一年が過ぎた。残念だがまだまだ大勢の方々に、足を運んで頂くまでには至っていない。文を綴ることに、縁の薄い人生を送ってきた私である。
坊主の三日坊主にならぬよう、最低4回を目標にこの小欄は始まった。
「継続は力なり」を旗印として、本年も精進してまいります。 合掌