多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
先日田舎の友人から小包が届いた。郵便物でも荷物でも、送り主の気持ちが詰まっているので、開封の時はワクワクする。
小包には小鮒の甘露煮2パック、カボチャ2個、舟木一夫のCD 2枚が入っていた。
高校時代からの友人なので、私の好きな物を良く知っている。
私は自他(他の範囲は狭いが)共に認める、舟木一夫の崇拝者なので、CDに収録されている曲は殆ど歌えてしまう。️
今まで余り人に言ったことは無いのだが、学生の頃、私は歌手になる夢を持ち、家出して東京に出るチャンスを伺っていた。
あの時、家出を実行していたら今頃は、、
最近は昭和歌謡も人気があるようだ。
タイトルにつられて歌謡番組を観たが、私が考えている昭和歌謡(舟木一夫、橋幸夫、西郷輝彦他)の曲は流れなかった。♂️
もう懐メロの範疇なのかも知れない。
深夜番組の「走れ歌謡曲」でも、「え、これって歌謡曲なの?」と感ずる事が多く、思えば遠くに来たもんだ。
私は車のハンドルを握ると、条件反射で眠くなる。
眠け防止の特効薬は、舟木一夫の歌を流し続けることである。
田舎までの3時間、エンドレスも度々で、小学生の娘が洗脳されて舟木一夫ファンとなった。
友人から新橋演舞場のチケットを 2枚貰ったので、二人で出かけたのだが、「どうして子供が?」と、奇異な視線を沢山浴びることに。
娘がプレゼントを渡したいと言うので、売店で求めて、曲の間に渡すよう指示し、様子を見ていた。
子供が出てきたので、舟木一夫さんはビックリ。プレゼントが受け取れるように、ステージに膝をついてくれて、娘はお言葉を頂いた。
ああそれなのに、今は何も無かったかのように、三代目とかJソール何とかに、あっさり鞍替えした。
先述の友人と、「修学旅行のやり直し」を約束している。
私はかつて、奈良に魅せられていた時代があるので、久しぶりの「奈良、京都二人旅」を楽しみにしている。
舟木一夫の歌に 「修学旅行」がある。
二度帰らぬ 思い出のせて
クラス友達 肩よせば
ベルが鳴る鳴る プラットフォーム
ラララ 汽車はゆく 汽車はゆく
はるばると はるばると
若い僕らの 修学旅行
この歌を宿のカラオケで熱唱したら、タイムリーで盛り上がるだろうなー。
コロナ感染症のため、何時になるか分からないのに、
友人から、「修学旅行用の靴を買った」とのメールが届いた。
これは座布団ならぬ、
子供の頃遠足が近づくと、持ち物をリュックに入れたり出してたり、繰り返したことを思い出す。
「70歳過ぎのお爺ちゃんが、そこまでしなくても」
と笑いつつ、実は私もこっそり靴を仏間に確保している。