多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
BSの歌番組が好きでよく観るのだが、最近、私が主人公の歌謡曲を見つけた。
♪あの頃も 今も 〜花の24年組〜
歌 長山洋子
タブーなんて なかった
果てしない想いあっただけ
怖れなんてなかった
明日をひたすら信じてた
ああ 花よ罪なき花よ
咲くがままに 咲くがいい
ああ ああ 何もかもが美しい
あの頃の私達
私は昭和24年の生まれだから、正に「花の24年組」である。
「花の24年組」の元々の意味は、昭和24年頃の生まれで、少女漫画の革新を担った、女流作家群をさすようだ。
だがこの歌は、名を成した人々だけでなく、団塊の世代に対する応援歌である。
身近なところで、小中高の同級生の皆さん️、
長いことお会いしておりませんが、卒業から今日まで、つつが無くお暮らしでしょうか?。
戦後の食糧難、ベビーブーム、高度経済成長、
バブル崩壊、新型コロナウィルス感染症等々の中を生き抜いて、私たちは今72歳前後となった。
歌詩と同様に、「なにもかもが美しい、あの頃の私達」と、皆さまも感じられているでしょうか。
さてさて、私はである。
「花の」をつけて頂くような業績はないけれども、「咲くがままに咲くがいい」と、幾多の怖れの中を、何とか生き抜いた。
誰しも晩年をむかえると、昔しに想いをはせる時間が増えてくる。
大好きだった叔母が、ベッドに横たわり壁に向かい
、古い歌を口ずさんでいた。
そんな時は、「想い出の中にいるんだなー」と、胸が熱くなった。
先日市役所から届いた健康検診の結果によると、
健康年齢が実際より10年も若かった。
お陰様で、「花の」を付けるチャンスが、まだまだ
有るってことだ。 上記の歌も最後を
翼広げ行くがいい
ああ ああ何もかも変わらない
あの頃も・・・今も
と、これからを応援してくれている。