多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
先日娘から「お父さん、そろそろ付けた方が良いよ」と、四つ葉マークのステッカーを手渡された。
多分、「そろそろ」とは、「同乗していて不安を感ずる」を意味するのだろう。♂️
私は車の運転が好きでなく、従って上手では無いし、機械的な知識も乏しい。
可能なら早くに免許証を返却したいくらいだ。
最近気がついたのだが、昨年末交換した冬用タイヤが、そのままになっている。
春、夏と過ぎてもう秋だからこのままにして、家族が気がついたら、「今年は早めに交換した」と得意顔ですませよう。
万事がそんな調子なので、「その位は自分で」と思われそうな軽微な不都合も、直ぐクルマ屋さんに行く。
「国民の安心安全を、、、」は、最近よく聞く言葉だが、やはりプロにお任せが一番だ。
高齢者マークを付けてから、他ドライバーの反応が変わった気がする。
ゆっくり運転を、暖かく見守ってもらうことを期待したのだが、今のところ逆のケースが多い。
後ろにピタッと着かれ、煽りを感じさせられたり、急な追い越しと直前の割り込みが増えた。
人間の心理なんだろうか。
マークが無ければ、「随分慎重な人」だか、マークが付いていると、「モタモタしやがって」に、変わるのかも知れない。
或いは、高齢者の事故が話題になっている昨今だから、「危険から早く遠ざかりたい」の気持ちが生まれるのだろうか?
他人の事ばかりは言えない。
プレッシャーをかけられた時、行動は起こさないが、「なめられてたまるか」と、つまらない感情が一瞬わくことがある。
ご存知、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場する、白バイ隊員の本田速人は、バイクに乗ると性格が豹変して、運転がワイルドになる。
車を挟んで人と人、抑止力と言いつつ武器を挟んで国と国、同一ではないが似ている。
せっかく付けた四葉マーク、「有ったよ、四葉のクローバー」となったら嬉しい。