多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です。
先日、インフルエンザの予防接種と一緒に、無料の「市特定健診」を受けた。
人間ドックに比べると簡易だが、家計に優しいシステムである。
血液採取の後に身長を測ってもらう。
看護師さん: 「167センチです。」
私: 「わー、3センチも縮んだ。こんな事ってあるんですか?」
看護師さん: 「普通にあります。5センチ縮んだ人もいますよ」、と慰められる。
「諸澤さん、腎臓癌です」と医者に宣告されたとき、「そうですか」と冷静だった私が、身長が縮んで、「わー」と大きな声。
私: 「棺桶を作る時に、安あがりで良いかな」
看護師さん: 「棺桶って注文で作るんですね」と、真面目な看護師さん。
一瞬、落語「付き馬」のラストの場面、棺桶の注文を受けてその場で作る、「早桶屋」を思いだしたが、ややこしくなりそうなので、話すのは止めた。
棺桶の話しはまたにして、本題の「縮む」に戻ります。病院から帰宅後、気になって直ぐにググった。
一旦縮んだ着物は元には戻らないが、冷た過ぎず、熱過ぎすのお湯に浸けて、優しく引伸ばすと何とか着れる状態にはなるそうだ。
さてと、「人間は?」である。
風呂で体を温めて、優しく背伸びでもすれば、もう暫くは使えそうだ。
「40歳を過ぎると、10年間で1センチ位縮む」と言うドクターがいて、私の場合もほぼ当てはまる。
体が縮む原因には、体内水分の減少、骨粗鬆症、猫背等の姿勢の悪さがあるようだ。
私は何れにも該当するので、自然の流れだろう。
常日頃家族からは、水分の摂取量が少ないと指摘されている。
食事の祭に、味噌汁、お茶など無くとも、どんどん食べられる。「私は飲み込みが早い」のである。✌️
当面80歳まで生きることを目標にしているので、上記の方程式に従うと、これから7ミリ縮むことになる。
7ミリ以上は縮まないように、猫背を治す体操でもやってみよう。