多聞院お寺の漫画図書館スタッフの諸澤正俊です
3月の中旬から待っていたが、それは突然にやって来た。
4月3日の早朝玄関を開けると、鳥の鳴き声がする。「これはツバメだ、帰って来たー」と、急いで道路に飛びだす。一羽が電線に停まって鳴いている。
例年だと3.4日は巣に近づかず、電線に停まって様子を観ているのだが、今年はまも無く巣の傍にゆき、入居の不可を確かめていた。
たまたま休日だった娘から、「お父さん、今日はいい日になったね」と冷やかされ、「おー、今日は何でも言うことを聞くぞ」と、危険な発言。
最近は老化によって細くなった親父のスネを案じてか、スタバに連行されただけで済んだ。
今年もこれから3ヶ月間、ツバメ達と遊んでもらえそうだ。
「どうしてそんなに、ツバメが好きなんですか?」と、時々尋ねられるが、理由は以下である。
① ツバメが私を好きだから。
隣近所でツバメが巣づくりをするのは我が家
だけ。ツバメに私は選ばれている訳だ。✌️
この際は
「セキュティの問題だ」なんて、野暮なことは言
いっこなし。天敵と戦いながら数千キロを飛ん
で、私のところにやって来る。そりゃー、
「まぶ」ってもんでしょう。
②飛行が優雅で美しい。
スイー、スイーと速く飛び、空中で餌の昆虫を
捕獲し水も飲む。
マラソンランナーの水分補給に似ている。
③遺伝子の影響か?。
祖父はカナリヤ、弟はヤマガラで私はツバメ。
弟には負ける。一日の大半を野鳥のヤマガラと
遊んで過ごす。時々部屋に入り、肩や頭に停ま
るようだ。
のど赤き玄鳥ふたつ屋梁にゐて
足乳根の母は死にたまふなり
大正2年に斎藤茂吉さんが詠んだ歌だが、近代短歌の最高傑作の一つと評価されている。
私のツバメに対する思いと、切り離せない歌なので再掲させて頂いた。













